阿蘇×黒川温泉×軍艦島　熊本と長崎の絶景めぐり3泊4日モデルコース(旅の予算、おすすめホテル情報付き）

阿蘇の大自然から熊本城などの歴史遺産、赤牛や馬肉などの絶品グルメ、情緒ある黒川温泉など旅の魅力が凝縮された熊本。

また、古くから西洋に開かれていたために日本の近代化の起点となった長崎には、グラバー園の洋館や世界遺産の軍艦島など、明治日本の産業革命を伝える魅力的なスポットが多くあります。

そんな熊本や長崎の見どころを3泊4日で効率的に回るにはどうすればよいのか？

各見どころの観光時間はどのくらい必要？

予算はどのくらい必要？

など、旅の計画を立てる際に分からないことが多いですよね。

この記事では実際に私が熊本・長崎を回ってみて、本当に行って良かった見所、実際にかかった時間や予算、困ったことなどをベースに作った観光モデルコースを紹介します。

このモデルコースをうまくカスタマイズすることで、皆さんにあった旅行プランを簡単に作成できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

モデルコース

初日

レンタカーを借りる（10：30～11：00）

阿蘇くまもと空港に着いたら、さっそくレンタカーを借りて熊本観光のハイライト「阿蘇」に向かいましょう。

九州でレンタカーをかりる場合には、たびらいレンタカー経由で借りるのがお得です。

たびらいレンタカーの詳しい説明は下記の記事を参考にしてください。

いまきん食堂でランチ（11：50～13：20）

最初の目的地は阿蘇内牧温泉にある名店「いまきん食堂」を目指します。

いまきん食堂までの距離は約30km、50分ほどのドライブです。

いまきん食堂は阿蘇内牧温泉にある創業100年を超える老舗の大衆食堂で、阿蘇で飼育されているあか牛を使ったあか牛丼（1,760円）が頂けます。

あか牛は熊本と高知が2代生産地で、赤身が多い肉質でより牛肉の赤身の味を楽しめる牛肉です。赤みが多いですが、適度な脂肪分も含んでいるので柔らかく旨味も感じられます。

大観峰 （13：40～14：10）

あか牛丼を食べた後は阿蘇の外輪山を車で登り、大観峰を目指します。

大観峰は阿蘇の外輪山にあるビュースポットで、天気が良いと阿蘇の巨大なカルデラを一望することが出来ます。

先ほどまでいた阿蘇の街が眼下に見えます。

大観峰からの景色を見ると、阿蘇が巨大なクレーターの中にあるのだと実感できます。

ミルクロードをドライブ（14：10～14：40）

ミルクロードは阿蘇の外輪山に沿って続く道で、道の周囲には美しい緑の牧草地と阿蘇のカルデラの景色が広がります。

このどこまでも続くこの美しい景色の中を車で走り抜けるのは、爽快で楽しいです。

ミルクロード沿いにはいくつかの展望スポットや駐車スペースがあるので、気になる景色が見つかったら、少し休んで景色を堪能しましょう。

黒川温泉（15：00～）

筑後川の源流のひとつである田の原川沿いに情調ある温泉宿が集まる九州でも屈指の人気を誇る温泉街です。

街の中心にかかる丸鈴橋からは、周囲の自然に溶け込むよう佇む黒川温泉ならではの風景を楽しむことが出来ます。

温泉街にはレトロな雰囲気のお店も多く、散策するのが楽しいです。

山の宿　新明館

黒川温泉でお薦めなのが、山の宿 新明館です。

部屋は田の原川に面した歴史を感じさせるお部屋で、川のせせらぎを聞きながらゆったりと過ごすことができます。ただ、夜は川の音がうるさくてなかなか寝付けませんでした。

新明館をおすすめする一番の理由はお料理。いままで泊まった温泉旅館の中で、この新明館のお料理が一番美味しかったです。

先付は味もさることながら、栗や柿、稲穂といった季節をイメージさせる盛り付けで、目でも楽しめる素敵なお料理です。

焼き物は焼き魚（鮎）の他、あか牛のステーキも頂きました。柔らかく適度な脂身があり美味しいです。

デザートも含めて15皿もお料理が出てきて、かなりお腹いっぱいになります。

新明館をおすすめする2つ目の理由がお風呂。無料で家族用の貸切風呂を使える他、めずらしい洞窟風呂に入ることができます。

この洞窟風呂は、誰もいない時に入ると雰囲気が最高です。他にも川沿いの露天風呂や内湯、さらに姉妹館である人気宿「山みず木」のお風呂も利用することができます。

山の宿　新明館の予約はこちらから
黒川温泉の宿探しはこちらから

2日目

温泉宿でくつろぐ（～9：40）

せっかく温泉宿にきたので、出発を少し遅らせて温泉に浸かってゆっくり過ごします。

また朝食もかなりボリューミーなので、食後に部屋でゴロゴロして休みましょう。

鍋ヶ滝（10：00～10：30）

最終日、最初に向かうのは黒川温泉から車で20分ほどの距離にある鍋ケ滝です。

一見、普通の滝のように見えますが・・・

この滝は滝の裏側に入ることが出来る滝で、テレビコマーシャルの撮影でもよく使われています。

滝の裏側に入る機会はなかなか無いので、とてもワクワクします。子供も大喜びです。

阿蘇中岳（11：30～12：30）

いよいよ阿蘇の大カルデラの中心に位置する中岳を観光します。

朝食の量が多いので、お昼は食べずにそのまま観光を続けます。もしお腹が空いたら中岳山頂付近のレストハウスで軽食も頂けます。

上の写真は草千里が浜。中岳の山頂ほど近くに位置する直径1kmの草地で、雨水が溜まった池があります。

天空の大地を連想させる絶景です。

中岳のふもとから草千里が浜に向かう道は春から秋にかけて緑が美しい牧草地が一面に広がっていてます。

この美しい景色の中を車で走り抜けるのは本当に楽しい。

途中で放牧されている牛にも出会います。

上の写真は米塚。小さいながらも火山で、頂上部のくぼんだ火口は直径100ｍほどあるとのこと。

中岳山頂近くにあるロープウェイ乗り場。現在は火山活動の影響でロープウェイの運行は停止しています。

ここら辺まで来ると火山活動が強い時には、かなり刺激臭のある火山ガスが周囲にも広がっていて、目や喉が痛くなります。自然の恐ろしさを体感できます。

白川水源（13：00～13：30）

次に向かうのは白川水源。中岳から車で30分ほどの所にあります。

熊本の街を流れる白川の水源になっている湧水で、阿蘇の大地で濾過された清らかな水が毎分60トンも湧き出しています。

とても透明度が高く、輝く池の底の砂粒の動きで水が湧いている様子が良く分かります。所どころターコイズブルーに輝く水面が美しいです。

熊本市内へ移動（13：30～15：00）

白川水源から熊本市中心部までの距離は約45kmで、途中道の駅などで20分程度の休憩をはさんで1時半で到着です。

ホテルにチェックイン （15：00～15：20）

熊本市内に着いたら、まずは車でそのままホテルに向かいチェックインしましょう。

車の中の荷物もすべて部屋に運び入れます。

レンタカー会社で返却手続き（15：20～15：50）

ホテルにチェックインして荷物を部屋に置いたら、熊本市内のレンタカー営業所に向かい車を返却しましょう。

空港で借りて熊本市内で返却するので乗り捨てになりますが、同じ熊本県内なので大抵乗り捨て料金はかかりません。

熊本城（16：00～18：00）

レンタカーを返却したら市電に乗って熊本城を目指しましょう。

まず初めに熊本のシンボル、熊本城に向かいましょう。熊本城は戦国武将の加藤清正が築城した城でその美しさから日本三大名城にも数えられています。

こちらは熊本城の正面入口となる頬当御門。門の正面に天守閣が見えますが、天守閣を顔に見立てると、門がちょうど鎧の頬当に見えるのでその名が付いたとか。

こちらは本丸御殿。藩主の居住空間で熊本城で最も豪華なつくりになっています。

熊本城で特に必見なのが石垣。下から上に登るにつれて角度が急になり、上部はほぼ垂直になっています。また石垣の上部には、登ってきた敵を攻撃するための数々の仕掛けが設けられています。

また石垣は作られた年代によって構造が異なり、上の石垣は整形された石を積み上げていますが、こちらは自然の石をうまく積み上げて石垣を形成しています。

熊本城は現在、大地震により被災した建物の修復工事中で見学エリアが大きく制限されています。詳細についは熊本城の公式ホームページを確認してください。

熊本名物の馬刺し（18：30～19：30）

この日の夕食は熊本の名物料理を頂きましょう。

まずおすすめしたいのが熊本名物の馬肉料理。馬肉は熊本の甘い醤油で頂く馬刺しや握り寿司のほか、ステーキやしゃぶしゃぶなど多様な料理で味わうことが出来ます。

馬肉は高タンパク・低カロリーでビタミンや鉄分が豊富なのがうれしいところ。

アークホテル熊本城前など通街筋周辺のホテルや熊本駅周辺のホテルに宿泊する方におすすめなのが老舗「菅乃屋」さんです。

菅乃屋さんでは馬肉を使ったコース料理が頂けます。

また、桜町バスターミナルや熊本駅周辺のホテルに宿泊する方におすすめなのが、馬肉料理の名店「天國」さんです。

菅乃屋さんも天國さんも混雑することが多いお店ですので予約するのがベストです。

熊本ラーメンの夕食

馬肉と並んで熊本を代表するもう一つの名物料理が熊本ラーメン。

とんこつベースのスープに香ばしい焦がしニンニクと歯ごたえのあるきくらげが特徴のラーメンです。

予算を抑えたい方はにはこの熊本ラーメンもおすすめです。

通街筋近くで人気のお店は、桂花本店さん、こむらさき本店さん、黒亭さんです。

ホテルへ（20：00～）

熊本で宿泊するホテルでお薦めなのがアークホテル熊本城前。熊本の中心街「通街筋」からほど近く、熊本城へも徒歩で向かうことが出来る好立地ですが、ルートイン系列のホテルなのでリーズナブルに宿泊できます。

部屋は少し狭く感じますが、熊本城側の部屋に泊まると部屋から熊本城の天守郭が見えます。手前の旧NHK熊本放送局のアンテナが邪魔ですが・・・

朝食は和洋食ビュッフェスタイルで、からし蓮根など熊本の郷土料理を頂くこともできます。

アークホテル熊本城前の宿泊予約はこちら
熊本市内の宿泊予約はこちら

3日目

鹿児島本線で長洲港へ（8：30～9：40）

3日目は一路、長崎を目指します。

長崎へは九州新幹線と特急カモメを組み合わせて行く方法もありますが、フェリーで有明海を渡る方が料金も安く、雲仙岳を眺めながらの船旅の旅情が味わえるので、このプランでは船を利用します。

8時半ごろにホテルをチェックインし熊本市電もしくはバスで熊本駅か上熊本駅に向かいます。

そこから鹿児島本線に乗って長洲駅に向かいます。長洲駅までは約35～40分の列車の旅です。

長洲駅に着いたらタクシーで長洲港を目指しましょう。

有明フェリー（9：50～10：35）

フェリーで有明海の航海に出発です。

フェリーは船内でくつろぐこともできますが、デッキに上がって景色を楽しむ事もできます。

船から体に伝わってくるエンジンの重低音と潮風を感じながら、有明海を進みます。

長崎が近づいてくると、左手に雲仙岳が見えてきます。

有明フェリーの詳しい情報はこちら

島原鉄道の旅 （11：00～11：44）

ローカル線「島原鉄道」に乗って、諫早を目指します。

諫早までは40分の列車の旅で途中海沿いの絶景を走ります。

長崎本線で長崎へ（11：50～12：30）

諫早に着いたら、JR九州の長崎本線に乗り換えて長崎を目指します。長崎駅までの所要時間は25分です。

長崎駅に着いたら路面電車でホテルに向かい、ホテルの荷物を預けましょう。

長崎新地中華街（13：30~14：30）

ホテルに荷物を預けたら、まずは日本三大中華街のひとつ「長崎新地中華街」を散策しつつ、昼食を頂きましょう。

長崎新地中華街は長崎電気軌道の新地中華街駅が最寄です。

中華街でぜひ食べて頂きたいのが、豚の角煮。

甘辛く煮付けられて、口の中に入れるとホロホロと崩れる角煮は絶品です。

豚の角煮は食べ歩き用に饅頭に挟んで店先で売られていることが多く、リーズナブルに味わい方にはおすすめです。

ガッツリ味わいたい場合には、ぜひお店で角煮のランチを注文しましょう。こちらは老舗「京華園」さんの角煮どんぶりです。

めがね橋（14：50~15：15）

1634年に架けられた現存する日本最古の石造りのアーチ橋です。

眼鏡橋は新地中華街駅から蛍茶屋行の路面電車で3駅（所要約9分）です。

眼鏡橋の川べりの石垣の中にはハート型の石が埋め込まれています。探してみましょう。

グラバー通り（15：30~16：30）

グラバー通りは大浦天主堂駅から続く南山手を登る道で、グラバー通り周辺には多くのお土産物屋が集まっています。

眼鏡橋から大浦天主堂駅までは5番石橋行の路面電車で6駅（所要約15分）です。

大浦天主堂駅からグラバー園までは400m程の距離ですが、途中に大浦天主堂などの見どころがあったり、ゆっくりとお土産選びを楽しみたいので多めに時間をとっています。

大浦天主堂

1864年に建てられた、国内に現存するものでは最古となる木造のゴシック教会です。

大浦天主堂で必見なのが、木材と漆喰が多用された美しい聖堂内とそこにはめ込まれた数々のステンドグラス、信徒発見を祝いフランスから送られたマリア像です。

グラバー園（16：30～19：00）

グラバー園は南山手地区にある歴史ある洋館が集まった公園で、日本の近代化に貢献した外国人商人の館３棟をはじめ、長崎市内から移築された木造建築の学校、裁判所、住居が建ちます。

上の写真は日本初の西洋料理店「自由亭」の建物です。

自由亭は草野丈吉によって設立されたレストランで、彼は長崎のオランダ領事館で働くうちに西洋料理を学び、1863年に日本で最初の西洋料理店「良林亭（後に自由亭に店名変更）」を開業しました。

上の写真はグラバー園の名前の由来にもなっているグラバー邸です。国の重要文化財に指定されています。

トーマス・ブレーク・グラバーはスコットランドの貿易商人で、明治維新の際には内戦状態にあった日本に兵器を売りさばき富を築いた。

明治維新後は、造船業、炭鉱業、ビール産業など多くの産業開発に貢献しました。

グラバー園は夜間に美しくライトアップされます。

長崎の稲佐山から見る夜景は日本三大夜景にも数えられていて私は稲佐山からの長崎の夜景も見たことがありますが、個人的にはグラバー園のライトアップの方が美しくておすすめです。

こちらも国の重要文化財に指定されているイギリス人商人ウィリアム･ジョン・オルト邸です。

四海楼で長崎ちゃんぽんを味わう（19：20～20：20）

ランチは長崎名物のちゃんぽん発祥のお店で、ちゃんぽんを頂きましょう。

長崎ちゃんぽんは四海楼の創業者である陳平順が福建料理の湯肉絲麺を、豚骨ベースのスープで日本風にアレンジすることで生み出されたそうです。

丸鶏や豚骨、鶏骨を長時間炊き上げて作るスープが独特のコクを生み出している、長崎に行ったら食しておきたい一品です。

番外編　稲佐山の夜景

長崎の夜景は日本三大夜景にも数えられています。この夜景を見たい場合には、グラバー園を早めに切り上げて、稲佐山に向かってください。

稲佐山の夜景は日没後のまだ空がわずかに明るいうちが一番きれいです。

ホテルへ（20：30～）

長崎で宿泊する場合にお薦めなのがホテル モントレ長崎です。

長崎市電の大浦海岸通駅からわずか50mほどの距離にあり、グラバー園や大浦天主堂、中華街などが徒歩圏内で大変便利です。

また明日向かう軍艦島クルーズ船の船着き場もすぐ近くのため、朝一の便で軍艦島に向かう場合でもホテルでゆっくりと朝食をとることが出来ます。

部屋は中世のヨーロッパをイメージしたような内装で、カーテンの替わりに木製の扉を閉めます。

モントレ長崎をおすすめするポイントの2つ目は朝食。

和洋のビュッフェ形式ですが、長崎の名物料理も解説付きで提供されていて、昼食や夕食で食べられなかったような長崎料理を少量づつつまみ食いできます。

ホテル モントレ長崎の宿泊予約はこちら
長崎のホテル探しはこちら

最終日

ホテルチェックアウト＆荷物を発送

ホテルをチェックアウトする際に、ホテルから宅配便で自宅に荷物を送りましょう。

大抵のホテルでは、フロントで宅配便の受付を行っています。

軍艦島クルーズ（9：40～13：15）

熊本・長崎旅行もいよいよ最終日

この日は長崎旅行のハイライト、軍艦島クルーズに向かいます。

軍艦島へのツアーを運営している会社は何社かあるので比較して自分たちの条件に合う会社を選びましょう。

ツアーの料金は会社毎に異なり3,600円~4,500円＋軍艦島への入場料310円です。

このプランでは、軍艦島コンシェルジュさんのツアーを紹介します。

軍艦島クルーズでは、軍艦島に向かう途中に海の上から見える長崎の世界遺産・産業遺産も解説してくれます。

上の写真は三菱長崎造船所のジャイアント・カンチレバークレーンで、明治日本の産業革命遺産の構成要素のひとつとして、軍艦島と一緒にユネスコ世界遺産に登録されました。

こちらは女神大橋

軍艦島が見えてきました。船の左舷・右舷両方から軍艦島が見えるように、軍艦島周辺を向きを変えながら周遊してくれます。

軍艦島に上陸します。

上陸後は島内に設けられた遊歩道に沿って、島内を散策します。ガイドさんが軍艦島の歴史や各建物について解説してくれます。

こちらは坑道への入口です。ここからリフトで地中深くにある坑道に向かっていったとのこと。

軍艦島の炭鉱で働く鉱夫の給料は非常に高かったのですが、炭鉱は可燃物を扱うので爆発事故などの危険があり、リスクのある大変な仕事だったそうです。

ロイホで佐世保バーガー（13：45～14：45）

軍艦島ツアーの後は、ランチです。

長崎のB級グルメで有名なのが佐世保バーガー。

佐世保バーガーは基本的には佐世保に行かないと食べられませんが、ここ長崎市でも佐世保バーガーを食べられるお店があります。

それがロイヤルホスト長崎駅ビル店です。

長崎駅ビル店限定メニューとして佐世保バーガーを取り扱っていて、値段は1,180円（＋税）です。テイクアウトも可能でその場合には980円（＋税）になります。

長崎駅までは、軍艦島ツアーの発着が多い大浦海岸通駅から長崎市電で待ち時間を入れて約20分（途中、新地中華街で乗り換え）です。

平和公園（15：05～15：20）

原爆落下の中心地に築かれた公園です。

公園の北側には彫刻家の北村西望によって作られた青銅製の巨大な「平和祈念像」があります。

また、この公園の敷地内には原爆投下時に長崎刑務所があり、原爆によって消滅した刑務所の遺構が残されています。

長崎原爆資料館（15：30～16：00）

平和記念公園の近くにある原爆に関する資料を解説・展示している資料館です。

原爆投下時の長崎の被害状況から原爆が投下されるに至った経緯、世界の核兵器の状況などが分かりやすく解説・展示しています。

平和公園も長崎原爆資料館も原爆の悲惨さを強調するような刺激的な展示を行うわけではなく、戦争の悲惨さと平和の重要性を淡々と抑制して示しているため、穏やかな心・鎮魂の気持ちを持つことが出来る場所だと思います。

バスで長崎空港へ（ 16：12～17：00 ）

平和公園停留場から長崎空港行きのリムジンバスに乗り長崎空港に向かいます。

搭乗手続き（17：00～17：20）

自動チェックイン機でチェックイン手続きをおこなった後、カウンターで荷物を預けます。

その後セキュリティーチェックを受けて、搭乗ゲートへ向かいます。

搭乗（18：30～）

飛行機に搭乗して、東京、大阪に向かいます。

旅行費用の目安

このコースの旅行費用の目安は以下の通りで、飛行機代を除くと111,186円で一人当たりの旅費は5万5千円程度になります。

明細	金額の目安	備考
レンタカー	7,600円	コンパクトカー1泊2日
あか牛丼	3,520円	1,760円×3名分
新明館	32,000円	2名1室　朝夕食付
鍋が滝	600円	大人1名300円(小中学生半額)
白川水源	200円	大人1名100円
アークホテル熊本	11,200円	2名1室　朝食付
ガソリン代	4,000円
市電orバス（ホテル→熊本駅）	360円	大人1名180円
菅乃屋	12,000円	ディナーコース大人1名6,000円
バス（城東町→上熊本駅）	320円	大人1名160円
列車（上熊本駅→長洲駅）	1,320円	大人1名660円
有明フェリー	900円	大人1名450円
列車（多比良町→諫早駅）	2,280円	大人1名1,140円
列車（諫早駅→長崎駅）	960円	大人1名480円
長崎市電1日乗車券	1,000円	大人1名500円
ホテルモントレ長崎	12,000円	2名1室　朝食付
角煮どんぶり	2,400円	1,200円×２
グラバー園	1,240円	大人1名620円
長崎ちゃんぽん	2,160円	1,080円×２
長崎市電1日乗車券	1,000円	大人1名500円
宅配便	2,510
軍艦島コンシェルジュ	8,620円	大人1名4,310円
佐世保バーガー	2,596円	1,298円×２
長崎原爆資料館	400円	大人1名200円

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