ヘルシンキ観光を120%満喫するためにやりたい10のこと

フィンランド旅行情報

ムーミンやお洒落でカワイイ北欧雑貨が大好きな人であれば一度は訪れたい北欧の国フィンランド

この記事ではフィンランドの首都、ヘルシンキを訪れたらぜひやっておきたい10のことを紹介します。

これがおすすめ!!

  • かわいいムーミングッズのショッピングを楽しむ
  • 名物サーモンスープなど美味しいスープを食べ歩く
  • 美しく神秘的な石の教会を訪れる
  • 映画カモメ食堂のロケ地をめぐる
  • まるで中世のような街に迷い込む
  • リーズナブルにクルージングを楽しむ
  • シナモンロールを食べ歩く
  • 北欧雑貨のショッピングを楽しむ
  • 知る人ぞ知るフィンランドのチョコレート「ゲイシャ」を味わう
  • 本場フィンランドのサウナを楽しむ

かわいいムーミングッズのショッピングを楽しむ

Image by Finmiki from Pixabay

フィンランドと言えば、ムーミン。

フィンランドではムーミンショップや土産物屋、スーパー、さらには郵便局などで様々なムーミングッズを手に入れることができます。

とくにヘルシンキ中心部のショッピングセンターFORUMやヘルシンキ・ヴァンター国際空港内にあるムーミンショップは、かわいいムーミングッズが目白押しで見ているだけでも楽しいです。

木製のスナフキンの人形は20€、スナフキンのラゲッジタグは10€、食器類は12~20€、チャーム類は10~20€です。(2019年時点、年々値上がりしています。)

ムーミンショップのお店の前にはセール品が置いてあり、セール品の場合には半額程度になります。

ムーミンの食器や食料品であれば、K-Citymarketのようなスーパーの方が安く手に入ります。

名物サーモンスープなど美味しいスープを食べ歩く

水産資源が豊富で北海道と同じく海の幸が美味しいフィンランド。まずおすすめなのがフィンランドの名産であるサーモンを使ったサーモンスープ(Lohikeitto ロヒケイット)です。

Ravintola Storyのサーモンスープ

ベースになっているホワイトスープはバターのような濃厚なコクがあり、胡椒とディルがアクセントになっています。

スープの中にサーモンとジャガイモ、玉ねぎなどの野菜が入っています。

ホワイトスープとサーモンを同時に口に入れると、サーモンの旨味とスープのコクが混ざり合て口の中に溢れ出します。

サーモンスープを食べるなら、ヘルシンキのオールドマーケットホールの中にあるRavintola Storyがおすすめです。

また、同じくオールドマーケットホールの中にあるスープ専門店Soup+More(Soppakeitto)もおすすめです。 この店は、ヘルシンキNo1スープの店に選ばれたこともある行列必死のお店です。私が行ったのはお昼どきの11時40分でしたが、お店に入れないお客さんが前に6人ほど並んでいて、席に着くまで20分ほどかかりました。

メニューは定番のシーフードスープと2種類の日替わりスープの中から選べ値段は11~14ユーロほどです。

Soppakeittoのシーフードスープ
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美しく神秘的な石の教会を訪れる

石の教会(正式名称:Temppeliaukio Kirkko)は、ヘルシンキ西側の住宅街にある教会で、1969年にTimo SuomalainenとTuomo Suomalainenの2人の兄弟の建築家の設計により建てられました。

住宅街の中にある固い岩盤の丘を掘り下げて、その上に銅板で装飾されたドーム状の屋根を被せるという独創的なデザインの教会で、ドームの天井の周りに配置された360度の窓から差し込む外光が幻想的な雰囲気を演出します。

教会の屋根に使われる銅はフィンランドで産出される金属の中で亜鉛についで産出量が多く、また椅子や床材に使用されている木材もフィンランドの代表的な産出物です。

石の教会はフィンランドの自然が生み出した産物をうまく活用した建築でもあります。

 

映画カモメ食堂のロケ地をめぐる

2005年に公開された映画カモメ食堂。ヘルシンキで食堂をオープンした日本人女性サチエの何気ない日常を描いた映画ですが、映画が伝える素朴で穏やかな時が流れるヘルシンキに多くの観客が魅了されました。

Image by pasja1000 from Pixabay

映画のロケ地になったRavintola Kamome、ハカニエミマーケット、アカデミア書店、Yrjönkatu屋内スイミングプールなどは2km四方の範囲に集中しているため、1日もかからず全て見て回ることができます。

ちなみに映画の撮影で使われたカモメ食堂は上記の通りRAVINTOLA KAMOME(フィンランド語でカモメ食堂)という名前で、実際に営業しています。

まるで中世のような街に迷い込める

ヘルシンキからフェリーに乗って2時間で行けるエストニアの首都タリン。城壁に囲まれた世界遺産「タリン歴史地区」の中に一歩足を踏み入れれば、中世の面影を残すおとぎ話のようなかわいい町並みが広がっています。

タリンはどこを撮っても絵になる街なので、街歩きが本当に楽しいです。

タリンの街の見どころについては下記の記事で詳しく解説していますので、詳細はこちらを参照ください。

またタリンにあるレストランOlde HansaやIII Dragon Tallinは中世のエストニア料理を再現したレストラン。料理だけでなく、店内の内装や店員の衣装、接客もすべて中世を再現しているので中世の世界を味わいたい人にはおすすめです。

リーズナブルにクルージングが楽しめる

先ほど紹介したタリンはヘルシンキからフェリーで2時間ほどで行くことができます。

ヘルシンキとタリンを結ぶフェリーは何社かありますが、おすすめはタリンクシリアラインのエウロパ号です。

この船は船内に宿泊できるようになっていて、夕方にヘルシンキを出港してタリンに到着した後にそのまま船内に宿泊して翌朝にタリン観光に向かうことができます。

このエウロパ号のすごい所はその値段の安さ。ヘルシンキのホテルはどんなに安くても1泊1万円以上しますが、エウロパ号は早く予約すれば一番安いCクラス(窓なし、バス・トイレ付、折り畳み式のベット×4、デスク)の部屋が、4名までの運賃込みで35ユーロから予約できます。一人あたりわずか9ユーロです。(ヘルシンキ→タリンのみ、タリン→ヘルシンキは101ユーロから)

Cクラスと同じ間取りで窓付きのAクラスは4名までの運賃込みで一部屋92.8ユーロから予約できます。

Aクラス船室

180ユーロほど出すと、エグゼクティブルームにも泊まることができます。

さらにエウロパ号のすごい所は船内の設備が充実していること。タリンまでの運賃込みで一泊30ユーロという低価格にもかかわらず、豪華なロビーやスパ、ショッピングゾーン、レストラン、ロッククライミングやボールプールなどが楽しめる子供の遊び場、海を眺めるデッキなどの設備が充実していて、まるでクルーズ船に乗っているかのような気分を味わえます。

エウロパ号クルージングのさらに詳しい情報は下記の記事にまとめていますので、参照してください。

 

ヘルシンキータリン間は2023年10月12日よりヴィクトリア I号による運航に変わりました。ヴィクトリア I号に変わった後も運賃は本記事記載の金額と同じです。

シナモンロールを食べ歩く

フィンランドといえばシナモンロール。特におすすめなのはヘルシンキNo.1のシナモンロールに選ばれたこともあるKanniston Leipomoのシナモンロール(上写真右)です。シナモンの風味が効いたもっちりしたパン生地に焦げたザラメがアクセントになっていて、病みつきになる美味しさです。かなりずっしりしているのでひとつだけでお腹いっぱいになります。

また同じお店で売っているヘーゼルナッツロールも (上写真左)も美味しいので、ぜひ食べてみてください。

人気店のシナモンロールは売り切れになることがあるので、お目当てのシナモンロールは午前中に買いに行きましょう。

北欧雑貨のショッピングを楽しむ

フィンランドと言えば、marimekko(マリメッコ)やiittala(イッタラ)、Arabia(アラビア)を思い浮かべる方が多いと思いと思います。しかしデザイン先進国のフィンランド、それ以外にも知る人ぞ知る魅力的なデザイン製品を作る会社が多くあります。

例えば、ヘルシンキのメインストリートEsplanadi(エスプラナーディ通り)に店を構えるAarikka Oyはフィンランドの大自然から着想を得たデザインの商品作りを行っている会社で、商品自体も基本的にはフィンランドの木材やその他の自然界の産物を使って作られています。

お土産にもおすすめなので、ぜひお気に入りの雑貨を探してみてください。

知る人ぞ知るゲイシャチョコレート

フィンランドの老舗製菓会社、FAZER社のゲイシャ。ヘーゼルナッツのペーストをミルクチョコレートでコーティングしたチョコレートです。ヘーゼルナッツ+チョコレートという鉄板の組み合わせで、今まで海外で多くのチョコレートを買ってきましたが、その中でも1,2位を争うほど美味しいです。

職場や友人にも常に喜ばれるので、フィンランドのバラマキお土産にぜひおすすめします。

先に紹介したエウロパ号の免税店が一番安く売っているので、そこで購入されるのがおすすめです。その次はフィンランド航空の機内販売の事前予約割引、スーパーでの購入の順に安くなります。

本場フィンランドのサウナを楽しむ

Image by Roopeank

本場フィンランドのサウナを楽しむことなく、フィンランドへの旅を完結させることはできません。

サウナはフィンランドが発祥と言われており、ヘルシンキでは毎年3月にサウナ・デーという家庭や企業がプライベートサウナを無料で一般公開するイベントも開かれています。

フィンランドのサウナのマナーは日本の温泉と大体一緒で、サウナに入る前にシャワーで体を綺麗にします。

あとはサウナで体を温めたら、冷たい屋外に出たり・冷水につかりクールダウンします。

基本的にサウナは裸で入りますが、屋外でクールダウンする場合は水着の着用が必要です。

旅行者に人気なのは、ヘルシンキ中心部から1.6km南のウォーターフロントにある公共サウナLöylyです。

現地の方に交じってサウナを楽しめるほか、併設されたレストランでフィンランド料理を味わったり、温まった体をビールでクールダウンすることもできます。

また、ヘルシンキ市内のホテルではサウナを併設している所も多々あり、観光を終えた後にホテルでサウナを楽しむ事もできます。

いかがでしたでしょうか? ヘルシンキもタリンも素敵な町ですので是非訪れてみてください。

タリン観光に役立つ記事はこちら

◆ロシア旅行に役立つ記事はこちら

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